自治会だより「小田原市 防災リーダー資材取扱研修に参加しました」
【お知らせ】
小田原市防災課様から情報提供を頂き、各種防災情報を掲載したページを公開しました。
是非、ご覧下さい。
小田原市 防災リーダー資材取扱研修に参加しました
2022年7月30日、酷暑の中、防災リーダー研修「資材取扱」に参加しました。
小田原市は風光明媚な城下町。
昔、有名な風水師が新幹線で酒匂川を渡る際に「この地は日本でも有数な良い風水に囲まれている街」と言われた地でもあります。
小田原城、箱根、伊豆方面の入り口、富士山も一望でき、新幹線で東京まで一っ飛び。
そんな小田原市は近年、メディアでも報道されているような災害リスクに備えて、常に準備、設備の更新などを行っています。
といわけで防災リーダー研修「資材取扱」編をお送りいたします。
応急給水口
4つのチームに分かれてそれぞれの防災設備の操作を学習します。
私はC班、まずは「応急給水口」の実習です。
下記写真のような給水口もありますが、大抵地下にある場合が多いそうです。
上の給水口と配水装置を消防ホースのようなものでつなぎます。
弁は時計回りで開くようです。開ければ給水ができるようになります。
綺麗な水が出るまで配水するのがポイントですね(衛生上、当たり前と言えば当たり前)。
仮設トイレ
万が一の時は、緊急避難所に退避するわけですが、今車いすなどを使用される方の仮設トイレを順次配備しています。
設置は初めての方で30分くらい。
配置場所には600枚の各人が使用する用足し袋が設置されているようで、災害発生時には市の防災係の方が順次補給するようになっているそうです。
吹き出し器
これは石油、プロパンガス、木材でも使える優れもの。
石油の場合、タンク満タン状態で火力「強」で連続6時間、「弱」で9時間。
キャンパーの方なら直ぐに操作できると思います。
その際には是非お手伝い願います!
耐震性水槽
こんな立て看板をみたことありませんか。
看板に書かれているように、普段は水道管直結、地震の際は弁が閉まり、給水・消化用水槽になります。
看板近くのとても重たい鉄の蓋を開けると下図のような接続装置が出てきます。
※災害時の時は、若い方のお力が必要です。ご協力宜しくお願いいたします。
上の接続装置とポンプを繋げばOKです。
接続装置にホースをつなげて・・・
ポンプと接続します。
接続したら、差し水をいれて、あとは昔の井戸水くみ上げポンプと同じ要領です。
昔、実家にもあって、とても懐かしい感じです。
以上で今回の研修は終わりです。
お願い
初めて防災研修「資材取扱」編に参加しましたが、熱心に質問される方も多く、参加した各地域の防災リーダーの皆さんのまなざしは、真剣そのものでした。
普段見えないところで、自治会の方が市と協力して防災に向き合っています。
皆さんもなにか起きた時、市の防災課、自治会&防災リーダーにご協力をお願いいたします。
それにしても暑かったわー。。
皆さん、大変お疲れさまでした。